日頃、患者さんの鼻の粘膜を観察するとネバネバしていたり乾燥ぎみになっている方が多くみかけられます。これは副鼻腔炎の局所所見になるのですが、これにより鼻からの空気の流れに抵抗が高まって鼻詰まりや粘膜の摩擦から鼻血が出たりなど不快な症状を引き起こします。また匂いが鈍くなったり、粘っこい後鼻漏が口臭の原因になったりなど日常生活へ支障をきたしている方もいらっしゃいます。
水分摂取を充分に行うことでも軽減に向かうのですが、それだけではなかなか改善をはかることが
難しいことも多いようです。そこで当院では以前より鼻洗浄を推奨し、生理食塩水点鼻液のドライノーズスプレーを院内でも取り扱っており効果を実感されている方も増えています。乳幼児からご年配の方まで安心してご使用になれますが、初めてお使いになられる方は不安もあると思いますので、その使用感についてお伝えします。
まずドライノーズスプレーは生理食塩水が目薬のような容器に入っており鼻の穴から中に向けて霧状に噴霧することで粘膜の乾燥を改善します。噴霧した後に鼻水吸引器で吸引したり鼻をかむととれ
やすくなります。
今回新たにサイナスリンスを追加しました。これは生理食塩水に少量の重曹が加えられており混合液で鼻の中の目詰まり分を押し流すように洗浄します。インド伝統医学のアーユルベーダの基本理念に基づいたものということです。アレルギー性鼻炎の方であれば鼻粘膜に付着したダニやホコリなどを洗い流すことでアレルギー反応を減らす効果もあります。
どちらも体内の塩分と同じ濃度の生理食塩水ですので粘膜への刺激はほとんどなく、使用後は鼻の中の抵抗が取れて、スッキリとした感じになります。
実は、私も副鼻腔炎があり両方とも使っているのですが、乾燥ぎみのときにドライノーズスプレーを使うと乾燥感がとれて楽になります。また鼻の中に粘っこいのがたまった感じのときにサイナスリンスを使うと押し流されてすっきりとして爽快な感じになるのでおすすめします。前者は携帯性にすぐれているので外出先でもできるというのがメリットです。後者は鼻の中全体を洗い流すのでスッキリ感が一段階上という感じになります。適宜使い分けるといいと思います。
是非一度お試しください。
お薬だけが症状の軽減をしてくれるのではない一面もあることがおわかりいただけると思います。
院長 安田忍

ドライノーズスプレー
http://www.nippon-zoki.co.jp/products/ippan/d-nose.html

サイナスリンス
http://www.neilmed.jp/
水分摂取を充分に行うことでも軽減に向かうのですが、それだけではなかなか改善をはかることが
難しいことも多いようです。そこで当院では以前より鼻洗浄を推奨し、生理食塩水点鼻液のドライノーズスプレーを院内でも取り扱っており効果を実感されている方も増えています。乳幼児からご年配の方まで安心してご使用になれますが、初めてお使いになられる方は不安もあると思いますので、その使用感についてお伝えします。
まずドライノーズスプレーは生理食塩水が目薬のような容器に入っており鼻の穴から中に向けて霧状に噴霧することで粘膜の乾燥を改善します。噴霧した後に鼻水吸引器で吸引したり鼻をかむととれ
やすくなります。
今回新たにサイナスリンスを追加しました。これは生理食塩水に少量の重曹が加えられており混合液で鼻の中の目詰まり分を押し流すように洗浄します。インド伝統医学のアーユルベーダの基本理念に基づいたものということです。アレルギー性鼻炎の方であれば鼻粘膜に付着したダニやホコリなどを洗い流すことでアレルギー反応を減らす効果もあります。
どちらも体内の塩分と同じ濃度の生理食塩水ですので粘膜への刺激はほとんどなく、使用後は鼻の中の抵抗が取れて、スッキリとした感じになります。
実は、私も副鼻腔炎があり両方とも使っているのですが、乾燥ぎみのときにドライノーズスプレーを使うと乾燥感がとれて楽になります。また鼻の中に粘っこいのがたまった感じのときにサイナスリンスを使うと押し流されてすっきりとして爽快な感じになるのでおすすめします。前者は携帯性にすぐれているので外出先でもできるというのがメリットです。後者は鼻の中全体を洗い流すのでスッキリ感が一段階上という感じになります。適宜使い分けるといいと思います。
是非一度お試しください。
お薬だけが症状の軽減をしてくれるのではない一面もあることがおわかりいただけると思います。
院長 安田忍

ドライノーズスプレー
http://www.nippon-zoki.co.jp/products/ippan/d-nose.html

サイナスリンス
http://www.neilmed.jp/