首里の杜 耳鼻咽喉科からのお知らせ

この時期の「湿」を取り除く毎日の薬膳

2024年03月29日

寒さが収まり、だんだんと暖かくなってきましたね。
沖縄では急に湿度が高まり、蒸し暑い日も出てきました。
急に蒸し暑さがやってきたために、まだ体が慣れていなくて、自立神経も乱れやすくなります
本来なら、春の薬膳になるのですが、湿気が高いので、先に【湿】を除く薬膳を紹介しますね。

中医学(伝統的中国医学)では、気候の変化が体に影響すると考え、身体に不調を及ぼすものを、【邪】と呼びます。

春は【風邪ふうじゃ】夏は【暑邪しょじゃ】【火邪かじゃ】
梅雨は【湿邪しつじゃ】秋は【燥邪そうじゃ】
冬は【寒邪かんじゃ】など季節により体に入りやすい【邪】があります。


湿度が高い時期は、【湿邪】によって、身体の水のめぐりが悪くなる、【水滞】が起こります。
【水(湿)】は重たい性質のため、頭や体、手足などが重い、重だるい、頭痛、めまい、むくみ、頻尿、手足の冷えなどの症状がでます。
また、めぐりが悪く粘りが出るため、目ヤニ、便が粘る、おりものが粘る、湿疹、膿ができる、などの症状も出たりします。
胃や消化器などの【脾】は湿に弱く、胃腸の調子が悪くなることがあります。

これらの症状を緩和したり、予防するための【薬膳食材】を紹介しますニコニコ
【水滞】に対する薬膳食材は、

①湿を排除する、冬瓜、、枝豆、黒豆、インゲン豆、レンズ豆、キャベツ、にんにくの茎、パパイヤ、もやし、とうもろこし、ハト麦 など

②香りで巡りを良くして湿をとる、ハーブ類、しそ、みょうが、よもぎ、ターメリック、オレンジ、レモングラスなど


③胃腸を整える、穀物類、根菜類、豆類、きのこ類など。


★ 脂っこいもの、なまもの、冷たいものは胃腸に負担が掛かるので控えめに😌 ★

薬膳は、スーパーなどで手に入るもので出来ますので、試してみてくださいね^^

食事以外では、身体を動かして、汗として出したりすることも大事ですね。
水の滞りを恐れて水分を制限するのは良くありませんので、冷たいものを一気にのまずに、
水分はこまめに適量をとりましょう🙂

簡単に作れる料理をご紹介します
ぜひ、お試しくださいキラキラ 

この時期の「湿」を取り除く毎日の薬膳





Posted by syurinomori at 22:16

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