飛行機搭乗をすこしでも快適に
例年なら、行動的になる夏!行楽シーズンの秋!とウキウキする時期なのですが・・・
今年もまだ「飛行機に乗る計画」もたてられませんね。。
でも、家族が体調を崩している、介護、子供の進学やお仕事などなど、どうしても移動を余儀なくされる方々もいらっしゃるかと思います。
島国沖縄の移動手段は「飛行機」しかありませんからね。
首里の杜は皆さんの空の旅が快適に過ごせるよう全力でサポートをしていきます!
前回に引き続き、首里の杜耳鼻咽喉科10周年の感謝の気持ちとして、日々の診察の中で良く聞かれる
患者さんの声にお答えしています。
感謝企画の第2弾は・・・「飛行機と耳鼻科」についてです!
Q;「飛行機に乗ったあと自分の声が耳に響き、聞こえにくさと痛みで仕事にならなかった」
「上空で頭痛や顔面が痛くなりきつかった」(車椅子で降りてきたという患者さんもいました)
「耳抜きが苦手なので心配です」など不安の声がよく聞かれます。
これは、耳と鼻の間をつないでいる耳管の働きが影響していたり、副鼻腔炎などで鼻の通りが悪くなっている時などに起こりやすい症状です。
そこで、耳の調子・鼻水や鼻づまりなど鼻の調子を崩している方、副鼻腔炎(蓄膿症)を繰り返している方にぜひオススメしたい旅の準備。
それは何か… ズバリ、『耳鼻科受診』です
なぜなら普段は気にならない程度の症状でも、飛行機に乗り降下時などの急激な気圧の変化が、
耳や鼻にダイレクトに影響することにより痛み等の症状がでるからです!
そうなる前の対策としては、遅くても飛行機搭乗予定の5日〜7日前には受診し、耳や鼻の調子を整えることで、大人はもちろん子ども達も万全の状態で快適に空の旅を楽しむことができますよ♪
飛行機プチアドバイス
①降下時に耳が抜けにくいと思った時は冷たい水をゴクンと一気に飲み干す
②小さいお子さんをお持ちの患者様へ。
飛行機の上昇下降時は前抱っこ(頭を起こした姿勢)でミルクや飲み物をあげてみてください。小さいお子さんは自分で耳抜きができないので、
ミルクや飲み物を飲むことで自然に耳抜きをしている状態になります。
③治療中で点鼻薬処方のある方は搭乗直前(30分前)に点鼻薬を使い鼻を通しておくのも良いですよ
耳鼻科からのお願い:飛行機の中で上昇や下降の際に泣き出すお子さんがいますね。耳抜きができずイライラしている状況のときもあります。
耳抜きできずに嫌なんだなぁと周りの大人は暖かく見守って上げてくださいね。
当院はJTAと業務提携し、客室乗務員さんやパイロットさんの耳鼻喉もサポートしております。
院長先生は沖縄赤十字に勤務されているときから、JALの「航空性中耳炎」の治療も行ってきました。
その流れあり現在はJTAさんが快適に空のお仕事ができるようにサポートしております。